Guide
キーが合う曲どうしは共通する音が多く、重ねたときに自然に聞こえます。DIGTRACKS の曲は、ほぼすべての曲で BPM とキーが ID3 タグに入っています。
01Key Wheel
キーを「8A」のように数字と文字で書くと(Camelot 表記)、合うキーは輪の上ですぐ近くに並びます。
マスを押すと、そのキーと合うキーが出ます。外側(B)がメジャー、内側(A)がマイナーです。
左ほど共通する音が多く、自然に聞こえます。
1オクターブには12の音があり、1つのキーはそのうち7つを使います。「7/7」は、その7つが全部同じという意味です。
02Basics
長く重ねても音がぶつかりにくい3つです。
同じキーの曲を選びます。
数字はそのままで、文字を入れ替えます。同じ音階を使う関係で、明るさが変わります。
A はマイナー、B はメジャー
文字はそのままで、数字を1つ上か下へ動かします。主音が完全5度、または完全4度離れた関係です。
数字は輪になっていて、12 の次は 1
03Advanced
変則の組み合わせは共通する音が少ないので、曲を重ねずに一気に切り替えるつなぎ方「カットイン」が向いています。最後は耳で確かめてください。
重ねる場合は、旋律やベースが無いドラム中心の箇所で短くします。
A は数字を1つ下げて B へ、B は数字を1つ上げて A へ動かします。音階の違いは1音で、主和音が2つの音を共有します。
主和音の例: C・E・G と E・G・B、A・C・E と F・A・C
逆向き(8A → 9B、8B → 7A)は主和音に共通する音が無いので、このページでは勧めません。
文字はそのままで、数字を2つ上へ動かします。盛り上げたい場面のカットインに向いています。
全音上がる
主音が同じで、メジャーとマイナーが入れ替わる関係です。A は数字を3つ上げて B へ、B は数字を3つ下げて A へ動かします。
雰囲気が明るく、または暗く変わる
上の操作用の輪には入れていない動きです。
+2 と +7 は上がる動き、−2 は下がる動きです。
文字はそのままで、数字を2つ下へ動かします。落ち着かせたい場面のカットインに向いています。
全音下がる
同主調の平行調、または平行調の同主調にあたる関係です。変化がはっきり聞こえるので、カットインで試してください。
文字はそのままで、数字を3つ上か下へ動かす
文字はそのままで、数字を7つ上へ動かします(−5 とも書きます)。合う組み合わせというより、半音上がる転調の効果を使う動きです。カットインで使います。
盛り上げに使う人と、濁りやすいとして避ける人がいます
04Five Things
基本の規則を知っている方に向けた5つです。
共通する音が多い組み合わせほど、重ねたときに自然に聞こえます。「隣」より「A と B の入れ替え」のほうが、共通する音が多く、近い関係です。7つ上は輪の上ではほぼ反対側なので、転調のように聞こえます。
数字は、音階の7つの音のうち共通する音の数です(なぜ 7 が最大か)。2/7 が最小です。12 の音から 7 つずつ使うので、どのキーどうしでも 2 つは重なります。
DJ ソフトのキーをずらす機能で半音動かすと輪では7つ、全音なら2つ動きます。A どうし・B どうしの2曲は、数字の差がいくつでも、片方を半音か全音ずらせば「同じ」か「隣」に入ります。
A と B が混ざる組では当てはまらないことがあります。大きくずらすと音が不自然になることがあります。
キーを固定する機能(キーロック / マスターテンポ)を切ってテンポを約6%上げると、キーは半音上がり、輪では7つ先へ動きます。BPM 100 の 8A(Am)と BPM 106 の 3A(B♭m)は、テンポを合わせるとキーも合います。
約3%だけ動かすと、どのキーとも合わない中間の高さになります
解析で取り違えやすいのは、8A と 8B のような近いキーです。近いキーへの取り違えなら、基本の規則で選んだ曲は実際にも近いままのことが多く、変則の規則は合わなくなりやすくなります。
解析するソフトは1つにそろえてください
HIP HOP や DANCE のようなクラブ向けの曲は、A の中だけで動いても選べる曲が豊富です。MAINSTREAM は半々なので、A と B の入れ替えが効きます。
2026年10月時点、キーのある約26.7万曲の集計
ドラムだけの区間どうしを重ねるときや、カットインでは、キーの違いは目立ちません。アカペラを別の曲に乗せるときは、先にキーを確かめてください。
日本語の「平行調」は英語の relative、英語の parallel は日本語の「同主調」です。
05Quick Chart
8A が何のキーかを調べる表です。
キーを押すと、合うキーがその場に出ます。
| A(マイナー) | B(メジャー) |
|---|---|
右端の小さい字は Open Key 表記です。
06Notation
同じキーに、3つの書き方があります。
07FAQ
8A(Am)は A マイナーです。数字は輪の上の位置、文字は A がマイナー、B がメジャーを表します。
基本の規則では 8A(Am)、8B(C)、7A(Dm)、9A(Em)の4つです。変則の規則まで広げると、7B(F)、10A(Bm)、11B(A)が加わります。
どちらも同じ24のキーを数字と文字で書く表記で、数字の振り方と文字(A・B と m・d)が違います。合うキーの規則は、どちらでも同じです。
いいえ。キーの違いが目立つのは旋律やボーカルが重なるときで、ドラムだけの区間どうしやカットインでは、合っていなくてもつなげます。
決まった順番はなく、曲によります。曲を探すときは、BPM で絞ってから、その中でキーを見る手順が使えます。
キーを固定する機能(キーロック / マスターテンポ)を切っていると変わります。テンポを約6%上げるとキーは半音上がり、Camelot の数字では7つ先へ動きます。
rekordbox は、環境設定の「表示」にある「キー表示形式」で Alphanumeric を選びます(バージョン 5.4.3 以降)。Serato DJ は、キーの表示を Camelot・Open Key・音名などから選べます。